プロフィール


プロフィール写真
1949年長崎県五島(現在の五島市岐宿町)に生まれ、長崎市で育ちました。
サラリーマン時代の47歳の時に江戸切子の美しさに魅せられ、当時江戸切子を代表する作家であった故小林英夫先生に出会い、ご指導いただきました。
それ以来すっかり切子作りの虜になってしまいました。63歳でサラリーマンを辞し、それまで作りためていた切子の器達を個展で披露させていただきました。

第二の人生

かねてよりずっとあこがれていた「切子三昧、晴耕雨読そして時々鳥見」を実践すべく、つれあいの実家の温泉旅館(古湯温泉「山水」)のそばに工房を構えました。

工房は大好きな歌(良寛作)

 世の中にまじらんとにはあらねども
      ひとり遊びぞわれはまされり



にちなんで「孤遊庵」と名付けました。

こだわり

切子づくりにあたっては、第二の人生だからできること、職業としての作家、職人さんたちがやらないことをやることにこだわっています。職業としての作家、職人さんたちがやらないこと、やれないこと・・・それは一つのものにより多くの手間と時間をかけること、手間と時間のかかるものを作ること。好きなものしか作らないこと。

透き切子

かつて切子といえば透明なガラス器に繊細な和の幾何学模様を施すものでした。しかし、現在では被ガラス(きせがらす:透明なガラスを色のついたガラスで覆ったもの)の生地を大胆にカットしたものが定番となっています。それは確かに美しく、お客様にもとても喜んでいただける素晴らしいものです。手数も少なくてすむし、美しく、よく売れる・・・
そんな中ですが、私は透明のガラス器に繊細な和の幾何学模様、特にもっとも難しいカットの一つと言われる「菊つなぎ」をふんだんに施すことにこだわっています。手間暇がかかります。伝統的な切子の輝きと美しさを再現したく、たっぷりと手間暇をかけています。第二の人生だからできることだと思っています。

漆切子

和食は器にもこだわります。和食にワインも素敵です。和食に合うワイングラスを考えていました。偶々ガラスに漆を塗っておられる職人さんの技を見る機会がありました。これだと思いました。早速お願いして、和食に合うような小型のステムグラス(足つきのグラス)に菊つなぎのカットを入れ、漆の加飾をしていただきました。特に漆の代表的な色である漆黒と朱の組み合わせにこだわりました。和を代表する伝統工芸である漆は英語でJAPANというそうです。今までになかった全く新しい和の器ができたと思っています。

Profile

The Kikutsunagi (chrysanthemum chain pattern) is said to be the most difficult pattern of cutting clear glass.  By using this Kikutunagi , I have created Urushikiriko, which is the combination of Urushi (Japanese lacquerware) and Kiriko (Japanese cut glass). And I am pursuing to produce, by putting my time and labor, the most suitable glassware for Washyoku (Japanese cuisine).

沿革


1996

東京勤務時代の47歳の時に江戸切子に出会う

2012

「切子の器展」アクロス福岡2F匠ギャラリーにて開催

「切子の器展」アクロス福岡2F匠ギャラリー

2013

6月 テレビ朝日系『人生の楽園』に出演

テレビ朝日系『人生の楽園』に出演

8月 切子工房『孤遊庵』を佐賀市富士町に開庵

切子工房『孤遊庵』を佐賀市富士町に開庵

2014

3月 全国陶磁器フェア 出展

7月 テレビ朝日系『人生の楽園 特別編』に出演

テレビ朝日系『人生の楽園 特別編』に出演

2015

12月 二人展「古布の作品と切子展」アクロス福岡2F匠ギャラリーにて開催

二人展「古布の作品と切子展」アクロス福岡2F匠ギャラリー

2016

12月 「透き切子と漆切子の器展」東京交通会館地下1階 シルバーサロンAにて開催

「透き切子と漆切子の器展」東京交通会館地下1階 シルバーサロンA

2018

11月 ロンドンでの展示会『ハイパージャパン』へ出展

ロンドンでの展示会『ハイパージャパン』

12月 ふるさと納税返礼品に選ばれました

ふるさと納税返礼品

実績


「切子の器展」

「切子の器展」

2012年(平成24年)12月17日~23日
アクロス福岡2F匠ギャラリーにて開催

西日本新聞に掲載

西日本新聞に掲載

2012年(平成24年)12月
西日本新聞に掲載

読売新聞に掲載

読売新聞に掲載

2013年(平成25年)1月
読売新聞に掲載

朝日新聞に掲載

朝日新聞に掲載

2013年(平成25年)6月
朝日新聞に掲載

『人生の楽園』に出演

『人生の楽園』に出演

2013年(平成25年)6月22日
テレビ朝日系『人生の楽園』に出演

全国陶磁器フェアに出展

全国陶磁器フェアに出展

2014年(平成26年)3月
全国陶磁器フェアに出展

『人生の楽園 特別編』に出演

『人生の楽園 特別編』に出演

2014年(平成26年)7月
テレビ朝日系『人生の楽園 特別編』に出演

九州山口の旅の本 リーク

九州山口の旅の本 リーク

2015年(平成27年)4月
九州山口の旅の本 リーク2015年初夏5・6月号(4月20日発売)に掲載

二人展「古布の作品と切子展」

二人展「古布の作品と切子展」

2015年(平成27年)12月21日~27日
アクロス福岡2F匠ギャラリーにて開催

「透き切子と漆切子の器展」

「透き切子と漆切子の器展」

2016年(平成28年)11月20日~26日
東京都千代田区有楽町駅前 東京交通会館地下1階 シルバーサロンAにて開催

佐賀テレビ「かちかちプレス」

佐賀テレビ「かちかちプレス」

2017年(平成29年)5月
佐賀テレビ「かちかちプレス」内、「達人帳」というコーナーに出演

「ふれあい祭り」

「ふれあい祭り」

2017年(平成29年)10月
佐賀市富士支所 「ふれあい祭り」に出展

スマイル12月号掲載

スマイル12月号掲載

2017年(平成29年)11月
大分のフリー雑誌スマイル12月号掲載

「幸報ふじ」に掲載

「幸報ふじ」に掲載

各隔月発行の佐賀市富士支所の広報紙「幸報ふじ」に掲載

「ももち浜ストア」に出演

「ももち浜ストア」に出演

2017年(平成29年)12月
福岡のTV局TNC「ももち浜ストア」内、「旅ドキ」というコーナーに出演

「佐賀の手しごと」掲載

「佐賀の手しごと」掲載

2018年(平成30年)3月
「佐賀の手しごと」掲載

「ふらっと三瀬高原」掲載

「ふらっと三瀬高原」掲載

2018年(平成30年)4月
「ふらっと三瀬高原」に掲載

「月刊ぷらざ7月号」に掲載

「月刊ぷらざ7月号」に掲載

2018年(平成30年)6月
佐賀市の全家庭に配布されるフリーペーパー「月刊ぷらざ7月号」の古湯・熊の川温泉郷特集に掲載

『ハイパージャパン』へ出展

『ハイパージャパン』へ出展

2018年(平成30年)11月
ロンドンでの展示会『ハイパージャパン』へ出展

よくあるご質問


作品を見たいのですが、工房への予約は必要ですか?
急にお休みする場合もございますので、事前にご連絡いただけますと確実です。
ギフトで利用したいが、相手に直接送っていただくことはできますか?
はい。可能です。プレゼントということをご注文時にお知らせください。入金確認後に発送させていただきます。
作品に名入れや文字入れはできますか?
名入れや文字入れは行っておりません。
注文する場合、納期はどのくらいかかりますか?
在庫状況により異なりますが、ご注文いただいてから製作する場合は3~4ヶ月お時間を頂戴しております。
使用時の注意事項はありますか?
電子レンジ、自動食器洗浄機の使用は避けてください。ぬるま湯に少量の食器洗い用の中性洗剤をとかし柔らかい布かスポンジでお洗いください。
保管の際に気をつけることはありますか?
紫外線、直射日光、蛍光灯が至近距離で長時間あたる場所での保管は避けてください。積み重ねての保管は避けてください。

孤遊庵周囲の自然を楽しむ


切子工房 孤遊庵は豊かな自然に囲まれていて、 たくさんの貴重な野鳥にも出会えます。 ぜひ、工房に遊びにいらしてください。

キビタキ

オオルリ

ウグイス

野鳥


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